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※ネタバレしませ~ん。
えーっと。 この映画は皆さんもう前編を見たあとにご覧になっているだろうから いまさらレビューなんてナンセンス? しかしもうやっぱあれです。 松山ケンイチ!!!!!!! 格好良すぎです。デスノートの原作大好きな方、もし映画を食わず嫌いしてるなら 絶対絶対見た方がいい。オリジナルストーリーの部分も結構よくできてる。 CGもよくできてる。 大合格点!!!! みんな!見てない人も1回見ただけの人ももう一回劇場へどうぞ!!! さ、次。 ↓クリックお願します↓ 映画blogランキングへ
※ネタバレなしで!
今日は3本まとめてレビューだっ! さぁ、早速参りましょう!まずはオサレな女性に大注目の当作品。 あらすじはパス!だって中身なんてよくある黄金パターン。 冴えない女の子が恋に仕事に頑張るゾ!てな具合で何度か見せられてきたやつ。 ズバリそのものです。まあ見る価値は無いですね。 あるとするならセックス・アンド・ザ・シティのファンだった人。 今回のスタイリストはその作品で有名なパトリシア・フィールドなわけで ファッション雑誌もすっ飛ばす勢いの斬新華麗なオシャレ映画に仕上がってます。 つーわけでおしゃれ大好きっ子…死後。の方にオススメ! オシャレな人もそうなりたい人もおそろいで劇場へどうぞ。 さ、次行きましょ次、次。 ↓クリックお願します↓ 映画blogランキングへ
※ネタバレなしで…いや、あるかも…。
15歳以上の制限がかかっておりますが残虐シーンが少なくてよかった。 恐い映画は大嫌い!!!なんで。 ヌードはたくさんでてきますけど。 女優を目指してたダリア(エリザベス・ショートという名前らしい)が 上半身と下半身を真っ二つに切り離されて顔を引き裂かれて殺された事件を 二人の相棒な刑事が追うサスペンス映画。 冒頭は今が旬の「ボクシング八百長ネタ」で始まります。 謎解きモノっぽくこまごまと伏線を張るのはいいけど小技過ぎてラストにつながる 快感がない。これは映画にするよりアドベンチャーゲーム化すればよかったかもね。 2時間ではムリ。 原作は読んでないけどたぶん面白かったんだろうとおもいます。 映画では10回くらい観ないとわからないでしょうね。 名前がたくさん出てくるんですけど誰のことを指してるのか チンプンカンプンです。主人公の名前すらなんだっけ?ってなっちゃう。 クソ映画じゃないけど難解度特A映画です。 あと、当時のアメリカって死んだらすぐに焼いちゃうのね。 死んだ直後に家族にすら死を告げず火葬場に入れられるシーンがあったんですよ。 それがいちばんびっくりしましたね。 結局何がいいたいのかわからなかったので、見に行こうと思ってる方は 何が言いたいのかは考えず、ただダリア(エリザベス・ショート)は だれに、何のためにあんな狂った殺され方をしたのかと、相棒の刑事 (ファイアーとかリーとかなんとかかんとかいろいろ呼ばれてました)が もうひとつの事件を追ってることを頭に入れてそれに100%集中しながら 観ることをおすすめします。 (追ってるのか追われてるのか…うーんわからん。) デートにはお勧めいたしませんよ。 カップルシートで映画そっちのけでイチャイチャしたいだけの歌舞伎役者には おすすめかもしれませんけどね。 歌舞伎役者のみなさまおそろいで劇場へどうぞ。 ↓クリックお願します↓ 映画blogランキングへ
※ネタバレなしです~
原題は「CLICK」。「もしも昨日が選べたら」っていう邦題は 適当ではないと思うけどそれなりにいい出来。この作品は昨日が選べるわけじゃ なくて、「もしも、人生が一枚のDVDだったら」ってことなんだけど 「もしも昨日が選べたら」のほうが面白そうに聞こえるから褒めておく。 主人公アダム・サンドラー扮する建築士マイケル・ニューマンは 愛する妻と二人の子供に恵まれ幸せな毎日。しかし収入にはまだまだ不満。 近所の生意気なガキにいやみを言われまいと、仕事で成功すべく奮起します。 愛する家族のためとは言え、仕事に没頭し、家族をぞんざいに扱い 家庭を顧みない人間に変わっていくマイケルに家族は不満大爆発。 しかしそんな彼には何でも動かせる万能リモコンが与えられ、周りからの 自分への不満を次から次へとチャプタースキップしていくのでした。 人間の人生が一枚のDVDだったと仮定して、それをコントロールする リモコンがあるっていう着眼点がありそうでなかっただけに面白い。 一枚のDVDにしてしまったところがこの作品の妙で、 完成されているその人生DVDは過去を変えることはできないのだ。 巻き戻しは出来ない。早送り、一時停止、スロー、ボリュームコントロール。 それはとても便利だけれど、そのリモコンには学習機能がついているという キーワードが登場することにより、1度メモリーされた行動を勝手に実行する。 以前スキップした出来事を感知してどんどん勝手にスキップしていってしまうのだ。 神の能力を手に入れた人間がその力によって陥れてられいく… とまぁ、展開はありがちだけども、そのディテールは巧妙でリアリティがあり、 不思議とその世界に吸い込まれていってしまった。 彼はその絶大な能力を与えられたことによって傲慢になり、いろんなことを 犠牲にして成功へと登りつめるのだが、そこに待っていたのは悲惨な結末。 それをどうすることもできない悲しみが胸をしめつけ、決してわざとらしく 見せることなく純粋に共感させ、観客の涙をさそうテクニックは見事。 丁寧な作り方でわかりやすく、因果応報の1つ1つもきっちりと 見せてくれるので、途中につまづくこともなく気持ちのいい仕上がりだ。 序盤は下ネタが多く、デートムービーには適さないとおもっていたら 大間違い!これはぜひ大事な人と一緒にみてほしい。笑いもあるが、 そこには愛のあふれるメッセージがこめられている。 愛とはなにかを痛感させられるエンターテインメントの枠をこえた 非常に素晴らしいこの作品をまだご覧になってない方はどうか ハンドタオルかティッシュ一箱をお持ちになってお出かけいただきたい。 (大げさではありませんよ) しかしまぁこんなに号泣するとは…正直予想もできなかった。 世の中にはこういう危険な罠がいっぱい!! それではみなさまおそろいで劇場へどうぞ。 劇場で号泣するのは恥ずかしい!と思うあなたはDVD発売までお待ちください。 それほどヤバいですからね!!!!! 人気blogランキングへ
※ネタバレなし…は無理。
※あらすじを書くのも難しいほどわかりやす~いお話。 「ときめきメモリアルGirl's side」のようなオープニングで始まります。 (知らない人のために説明しますが最初子供が絵物語を音読するんです) 昔、人間はみんな海に住んでいたという前提の物語。 そしてその中には野望を求めて陸に出て行った人間がいました。 しかしその陸の人間は欲にまみれ、争いをやめないため 海に残った人間達が陸の人間を注意しに旅立って行きました。 するとなんでだか知らないけど地上には海から来た人間を殺そうとする 犬みたいなのがいて、海から来た人間は殺されまくってしまい なかなか陸の人間に注意することができませんでした…。 この作品は、海から来た一人の少女が某アパートの敷地内にあるプールへ現れ、 人々を救うための助言をのこし、去っていくまでの物語。 しかしその行く手を阻むワンコにねらわれる少女を何とかして守り、 少女を海へ帰そうとするアパートの住人たち。 …いやぁ。むずかしい。 むずかしすぎるぞこの簡単なストーリーのあらすじ。 だってこれでネタバレするなって言われても…。てなわけでまぁ 上記が物語の全部ですよ。なんの仰天オチも謎解きも伏線もないっすよ。 ちなみに少女を守るためにはいろんな役割の人間が揃ってないといけないのですが なぜかそのアパート内に、その少女を守るべき役割をもった選ばれし勇者が 全員そろっていてその少女を守ることになります。それが一番の謎ですよ! えーっと、敵はたった一匹のワンコです。これもかなり謎ですね。 ワンコはアパートの敷地にずーっと隠れています。 …ようするに「これなんてご近所RPG?」ってやつです。 お金かかってなさそうな感じがありありと見て取れて 観ているこっちもみじめになってきます。敵がワンコ一匹なあたりや そのワンコがチープなデザインでつねにはっきり見えなくてごまかしてるっぽい 雰囲気が充満しまくっていてほんとにショボショボです。 少女を殺そうと襲い掛かってくるワンコはなぜかアパートの2階までは おいかけてきませんし、殺されかかって逃げて来たわりには 少女の傷は足に引っかき傷がついてるだけ…。なにがしたいのやらサッパリ。 守らなくても強い女の子なのか、ワンコが弱いだけなのか…。 最初は謎だらけの少女を取り巻く環境を全部知ってて説明する人がいたり 謎を解く人が急に現れたり、殺人ワンコを倒すための武器がそこら辺のほうきやら モップやら…もっとなんかあるだろオイ…となんかもうナンジャコリャとしか いいようがないんですけど、それでも観たいというあなたのために 私のこの映画を観て(耐えて)いるときの心境を例えてお教えいたしましょう。 それは… その1.つまんねーオッサンの話を笑顔で聞かなきゃいけないホステス その2.やったことのないゲームの攻略本を最後まで読ませられている この2時間はなんだったんだろう…と悲しいキモチになること請け合い。 それでも観たいお暇なみなさまおそろいで劇場へどうぞ。 もう引き止めませんから…。 人気blogランキングへ
※ネタバレ・・・ていうか観ようと思っている人は読まないでください。
でましたよ~この問題の韓国映画。 とりあえずあらすじからいきましょーか。よっこいしょ。あぁ腰が重い。 時代は1950年くらいの朝鮮戦争真っ最中。舞台はトンマッコルっつー架空の村。 朝鮮半島のどこかにあるその村の人々は、争いを知らず…というか 朝鮮戦争を知らず、最新武器も見たことがない世間から隔離された村。 そこに一機の米軍戦闘機が不時着します。そこに乗っているのは 大韓民国の味方についているアメリカ人スミス。 一応知らない人は居ないと思いますが大韓民国の味方についたのがアメリカ。 朝鮮民主主義(どこが民主主義やねん)人民共和国の見方についたのが 中国(ソ連もね)。てなわけでアメリカ人が出てくるわけです。 んで次に韓国軍の脱走兵の2人組が逃れてきて、その次に朝鮮軍の生き残り3人組。 鉢合わせするやいなや銃や手榴弾で威嚇し合い、韓国側と朝鮮側で一触即発な中、 村人たちはどこ吹く風、ほんわかマイペースに生活しつづけます。 そしてその空気に押され、いつのまにやらアメリカ人と韓国人と朝鮮人は 仲間意識が芽生えていくのでした…。あらすじ終わり。 えーっとですね。一応これ、ファンタジー作品らしいんですけど 上記のように実際に在った戦争ものです。 なにがファンタジーか。…それは監督が好きなように戦争解釈を表現したいから ファンタジーだといっているだけだと思います。まるで北芝健。 このパク監督ってのはCM作品なんかを手がけていた人らしくて 長編作品はこれが初監督だそうです。それが口コミで売れに売れて 韓国人の6人に1人は見たという大ヒット作品になったそうな。 そしてその監督の熱いラブコールを受けて音楽担当が久石譲。 ここで皆さんこの監督はたぶん宮崎作品のファンなんだろうなと思うでしょうが はいそのとおり。宮崎映画のコラージュかのような、どこかでみた カメラワークに風景にイノシシに…てかお前もののけ姫とハウルの動く城見ながら 絵コンテ作っただろ!!!!!!とツッコミたいキモチを押さえるのが大変。 随所にチャウ・シンチー監督へのオマージュも垣間見えますがそこは パクリだろ!!!というキモチを限界まで我慢してください。 私たちは我慢強さで有名な日本人ですからね。はい。 口をすっぱく「争いをしらないこの村の…」というフレーズを聞かせられた 後にしては、戦争が始まったらしいよとうわさをする村人の口から 「どこが攻めてきたんだ?中国か?日本か?」とどこが暢気なものなのか しっかり軍事大国日本を警戒している村人さんたちには感服です。 予告や宣伝では一体なにが目的の映画なのかわからない作品だっただけに、 注意深く見守っていたのですが、最後の無理矢理な展開でようやく理解できました。 反戦映画ではありませんよこれ。 一言で言えばテーマは「南北統一!打倒アメリカ!」。 この作品は韓国で2005年に公開されたようですがその時はまだ 北朝鮮が核実験をしていなかったからでしょうか、ノムヒョンチルドレンであろう このパク監督の「太陽政策まんせ~~~~~」なオチに失笑すら覚えたにも 関わらず、試写会場が大阪だったからか(ぉぃ)拍手する人やすすり泣く人が多かったのが かなり気持ち悪くてエンドロールが流れた瞬間その場を脱出。 脱出した人もかなり居ましたね。マトモな感性のあなたたちに乾杯。 偏った思想の布教映画という断片を見事に隠し、まるで感動巨編かのように宣伝した 日本の配給会社はお見事でございました。本家ジブリのゲド戦記も真っ青だよ! …あんまり言うと竹島で暴れられちゃうのでこの辺で失礼いたします。 いや~韓国映画って本当にいいものですね。 「韓半島」の日本公開を楽しみに待ちつつ、みなさまおそろいで劇場へどうぞ。 人気blogランキングへ
※ネタバレなしで!
徹夜明けのアル中刑事、ジャック・モーズリーに与えられた任務は、10時までに 16ブロック先の裁判所へ証人として召還された囚人エディーを車で護送すること。 10時までは118分。16ブロック先へは15分くらいでたどり着く予定だ。 そのたった16ブロックの道中、任務を外れ酒を買いに行ったモーズリーが 車へ戻るとエディーを殺そうとする人物が。 エディーはなぜ狙われている?なんとそこには大きなスキャンダルが…。 時間は迫り、追っ手は絶え間なく襲い来る。 果たしてモーズリーはエディーを無事に裁判所へ送り届けることが出来るのだろうか。 いつも地球を守るために大奮闘してくれるブルース・ウィリスが、今回は 報われない囚人エディーを守るために大奮闘!! そのエディーはウィリスじゃなくても守りたくなるようなかわいそうな「ガキ」。 あまりのかわいさにエディーの運命を、観てるこっちもハラハラドキドキと 見守っていくうちに物語に没頭しまくり。 ウィリス!どうかエディーを守って!!!と手に汗握る展開です。 こないだ見たばっかりの「ザ・センチネル 陰謀の星条旗」にそっくりな 同僚同士の追っかけあいですが、あっちはシークレットサービスの相棒同士、 こっちは刑事の相棒同士の追っかけあい。そして組織VS一人。 まるでデジャヴのような合致…。 でもそっちを観るならこっちを観て!!てくらいこっちのほうがおもしろい。 この映画の成功はエディーのキャラの愛らしさに尽きる。 ブルース・ウィリスも老けこんでアル中の冴えない刑事役がバッチリはまってるけど 今回はアクションより頭脳プレー中心で存在感的にはエディー役のモス・デフの勝ち! 「フィフス・エレメント」のクリス・タッカーとの掛け合いを彷彿とさせてくれます。 エディーのコミカルな動きや遊戯王ネタでは笑い、バスの中での少女との会話では 涙、涙・・・こんな痛快アクション久しぶり! これは本当にオススメです。 みなさまぜひぜひおそろいで劇場へどうぞ。 余談。 エディーが最初にウィリスに質問する「台風の中に、バス停に3人の人間がいる、 そのうち一人は老婆、一人は親友、一人は理想の女性。ただし車には一人しか 乗せることが出来ない。さぁ誰を助ける?」という問いに、物語の最後、 ウィリスが答えますが、ウィリスが答えるまでにあなた自身も答えを考えて おいてください。ウィリスの答えと一致するかな? 人気blogランキングへ
視聴率の低さばかりが話題になった2006年夏のドラマ陣。
しかし駄作ばかりだったというわけではありません。 夏の夜は短く、みなさんテレビの前に居なかったというだけ! 見逃したあなたにオススメする、『かためて観よう!このドラマBEST3』 ちなみに前クールのドラマDVD-BOXが発売されるのは年末ですので この情報を頭にいれつつ、年末年始のおくつろぎの際の参考にどうぞ。 では第3位 「下北サンデーズ」 上戸彩ちゃん主演の貧乏劇団サクセスストーリー。 原作は石田衣良で、監督はあの「トリック」でおなじみの堤幸彦氏。 この作品は1話目から最高に面白い!下北沢には行ったことがないけど いろとりどりのおもちゃ箱のような町並みは楽しさに花を添えます。 恋愛ドラマ・青春ドラマに当てはまらない純コメディ作品。 ただ、打ち切りになったという尻すぼみな終わり方には少々ガッカリでしたが それを補って余りある本当に楽しく、愛すべきキャラクター達。 見ていない方で上戸彩がなんとなく苦手な方、そんなあなたにこそおすすめしたい 上戸彩扮する確立されたキャラクター「里中ゆいか」をご堪能ください。 DVD-BOXは12月22日発売です。 商品情報へ そして第2位 「不信のとき」 石黒賢をめぐる米倉涼子(正妻)と松下由樹(愛人)の愛憎劇。 原作は1967年、有吉佐和子。その翌年には映画化もされています。 はじめこそ視聴率が「不振のとき」だったんですけれど(おっさん…) その面白さは後半に急上昇!!!!もう片時も目が離せない女と女のバトル! 怒涛の展開に息を呑むばかり…そんな大人のドラマです。 最初だけちょろっとみてやめちゃった方も、ぜひぜひ終盤のどんでん返しを 観てから文句を言ってほしいです。 キャストも誰一人文句のない配役。すばらしい! 特筆すべきは小泉孝太郎。まさに当たり役といった感じで 天性の品を存分に発揮し、役者としての格を一段も二段も上げた作品です。 正妻と愛人の配役は反対じゃないの?なんてそんなことも一切ありません。 銀座の高級クラブのママ役は松下の風格があってこそ演じることが出来たし 打って変わって日常生活での母の顔も松下でこそのはまり役。 ただ終盤の盛り上がりに比べて最終回は少々冗長なのが惜しい。 DVD発売日は来年ですが、ご予約をどうぞ。 商品情報へ 堂々の第1位 「誰よりもママを愛す」 TBS日曜9時のホームドラマ枠。 昼ドラのキャストを豪華にしたような感じです。 なんでこれが1位!?なんて言うのは早い。 私だって最初は大して重要視していなかったドラマなんですから。 田村正和と伊藤蘭という豪華な夫婦に、脇を固めるさらに豪華な出演者。 内田有紀 玉山鉄二 小林聡美 阿部サダヲ 劇団ひとり(その他カメオ出演者) それぞれのキャラクターのそれぞれのストーリーが同時進行して よく言えばおいしく、悪く言えば散漫なドラマ進行。 しかし物語りが終盤に近づくにつれそのそれぞれのストーリーが徐々に 佳境に入り、田村・伊藤夫婦を通じて一本に紡がれていく糸のように 結束する家族やその周りの人間たちが、このドラマを盛り上げに盛り上げて、 これでもか!と展開するストーリーは最終回で一気に頂点に達するのです。 こんなにカタルシスを味わったテレビドラマは正直2000年にフジで放送された 「お見合い結婚」以来。私的ドラマ名作史に堂々と名を刻んだ作品です。 このドラマをみていて良かった、と最終回になって本当に実感できました。 ホームドラマを普段見ないあなたもこれを機にぜひこの作品から 触れてみてはいかがでしょうか? (こころあたたまる以外のものすごいオチがあなたをお待ちしています) DVD-BOXは12月20日発売です。ご予約をどうぞ。 商品情報へ 人気blogランキングへ
※ネタバレなるべくないように書きます…
2004年にアメリカで公開されたニコール・キッドマン主演のミステリーです。 結末をめぐって論争を巻き起こしたという問題作がついに公開されました。 10年前に愛する夫ショーンを失った未亡人アナ(ニコール・キッドマン)。 彼女を愛し、待ち続けたジョゼフの献身的な愛でようやくアナの 心の傷が癒えたころ、アナはジョゼフとの結婚を決めた。そんなある日、 突如目の前に現れた10歳の少年ショーン(キャメロン・ブライト)。 自分は10年前に死んだ夫の生まれ変わりだという彼は なんと自分と夫の二人だけしか知らないはずの事実を次々に語りだし… …というストーリー。 アナは10年後に突如現れた10歳の少年に前夫への思いを重ね 新しい恋人ジョゼフを捨て、前夫との新たな人生を決意します。 舞台はニューヨーク、アナの一家は上流家庭で 日本人にはなじみのないドアマンつきのアパートに住んでおりますが ホテル暮らしと勘違いなさいませんようお気を付けください。(余計なお世話) 大胆なショートカットにイメチェン(死語)したニコールにも勝る話題をさらった 天才子役のキャメロン・ブライトの名演が光るこの作品、なんと 撮影当時は役と同じ10歳だったというから末恐ろしい子!!!! (でも途中に出てくる彼の裸体は中年のおっさんのよう…) 監督はジャミロクワイやレディオヘッドのPVを手がけたという イギリスが生んだ音楽界の天才映像クリエイター、ジョナサン・クレイザー。 彼はナイキやリーバイスなどのCM監督としても活躍しているというから 映像のセンスは確約されたようなもの。 映像の美しさもさることながら、ニコールのマネキン人形のような カンペキな顔とスタイルも本作の価値を高めます。 ただ話の内容はいくらの価値もありません。 なんて…言い切っちゃいました。…ごめんなさい。 というのも、死んだ夫の生まれ変わりを匂わせる少年への終始ぬぐえぬ違和感に どうも話に入り込めず、アナの気持ちがどんどん少年へと動いていく描写が 取って付けたような印象なのです。 あんまり言うとネタバレになるので差し控えますが 普通、死んだ夫なら無念でも10年もほったらかした妻の前に突然現れ ようやく掴みかけた幸せをぶち壊したりするだろうか? そんなショーンを観客の立場で応援することも出来ないし感情移入もない。 二人しか知らないはずの事実を次々言い当てたところで しぐさや行動、生活は子供そのもの。もう少し大人びた演出をするべきでしょう。 そしてそんな自分勝手で一方的にしか見えない前夫を責めることもなく 「彼は絶対夫よ!一緒に暮らしましょう!」ってそれだけで 簡単にジョゼフを捨ててしまうアナにも同じく…。 10年間忘れることなく愛した夫にやっと会えた時の態度って そんなものではないと思うのです。 絶対寂しかったと伝えたいし取り乱して混乱して一通り泣いて その後落ち着いたら神に感謝して2人で再会を祝う。とか そういうのが全然ないからストーリーに重みがないし盛り上がりもない。 映像センスに酔いしれてるのか「感情が揺れ動いてますよ!」と 教えるためのカットがはさまれてるだけなんて何の説得力もない。 綺麗な映像だけで映画が成立すると思ってるなんてどっかの歌手の旦那さんみたい。 愛すべきキャラクターが1人も出てこない作品なだけに 観終わった後の感じは最悪。 論争を巻き起こしたという結末もはっきり言って興味ナシ。 まぁこれだけ言ってしまえばわかると思うので言っちゃいますが 「少年は本当に生まれ変わりだったのか否か」というのが争点だそうです。 本当にどっちでもいいです。 論争を起こすほどの演出は皆無。こんなんで本当に論争なんて起きたのか、 PRのための情報操作なんじゃないの?とさえ思える始末。 お友達同士で見に行って、事の真相を掴みに行くのもよいかもしれませんが ちょっぴり刺激的なシーンが数箇所ありますので 気になる女の子を映画に誘いたい男性やお子様連れのお客様、 付き合いたてのカップルは別の映画をお選びくださいませ。 それ以外のみなさまおそろいで劇場へどうぞ。 人気blogランキングへ
※ネタバレ10%くらい…
これはレビューよりも赤ペン添削したくなる映画ですね。 見終わった後のスタッフロールでビックリしたけど 深作欣二監督の息子が監督してるじゃまいか。 ゲド戦記であんだけ巨匠の息子が叩かれた後だけに やっぱり気になる「才能のなさ」ってやつですけど この作品に関しては褒めておきましょう。 なんつってもあのあややですからね! 監督は今後あややの家の方向に足向けて寝ることはないでしょう。 終始あややのすごさを見せ付けられただけの映画でした。 このダメ監督という食えない魚を見事に料理しきったあややは圧巻です。 あややファンはぜひ!…という前にもうみんな見てるでしょうから ちょっとだけファンだったことのある人はぜひ!!と オススメしておきます。 そして次に特筆しちゃいます、石川梨華。 ずらっと並んだハロプロキャスティング。 見る前は、いつもの「ハロプロのハロプロによるハロプロのための映画」だろうと 高を括っていたのですが、そんなことは全然ないです。 ちゃんと女優なんですよ。 この駄s(ryを救った二人の女神っちゅーかんじですね。 ただ石川梨華は出番がやや少なめなのでそのぶんあややが救われてますが もちょっとでしゃばってたら完全にあやや食われてたかも。 褒めるところも多いけど… 暗闇指令はわかるけど(わかるあなたは30代)吉良って誰よ。 TV版スケバン刑事は斉藤由貴ちゃんのとナンノのだけはみたけど 吉良なんて知らないので足を引きずってる意味が最後の最後の 由貴ちゃんの説明までわからなかったし わかったところで懐かしさもないし。そういう伏線のようで 伏線でもなんでもないどうでもいいエピソードが満載でイライラ。 友達っていうキーワードも唐突にちりばめられてるのに 最後になって「友達のために戦う」っていう突拍子のなさ。 そして随所に意味のわからない演出が施されてますが 多分監督なりにものすごく練りに練ったであろうシュールさ… ただセンスがないので傍から見たらバカみたいに底が浅く 救いようがありません。 しかしもうちょっと脚本がしっかりしてればいい話になりそうな 惜しさもすごく感じます。ああっザンネン。 だれだよ監督選んだやつは。出て来い。 そして廃業してくれ!!!2世監督は邦画界のお荷物!!!!! でも頭真っ白にして観れば楽しめますよ。 突っ込むところは山盛りですがそれを言っちゃえば 「SAYURI」で、なんでみんな英語でしゃべってんの?っていう ものすごいおかしな設定だってあったんだし…。 でも不自然におもいつつ、あまりにもそれが当たり前のように話が進んでいって 無理矢理頭に納得させながら最後まで観たことを思い出しながら この作品「スケバン刑事・コードネーム=麻宮サキ」も我慢してみてください。 最後に注意。 ハロプロファン以外はお金出して見るほどの価値はじぇんじぇんないYO! ハロプロファンのみなさまおそろいで劇場へどうぞ。 人気blogランキングへ
※今日もネタバレなしで!
はじめに言っておきます。 「ザ・センチネル 陰謀の星条旗」をこれから見ようと思っていらっしゃる方、 どうぞこの作品の公式サイトはご覧にならないようお願い申し上げます。 公式サイトのあらすじに98%くらいのストーリーが書かれておりますので それを読んだ後に映画を見てもなんのドキドキハラハラもございません。 そういうのが嫌なので、なるべく事前情報を頭に入れずに映画を見るのが 私のスタンスでございますが、どうしても事前にある程度の情報が 欲しいというあなたのために、最低限のあらすじをお教えいたしましょう。 昔々あるところにシークレットサービスという大統領の安全を守る お仕事をしている二人の男がいました。 一人は24時間頑張る船越英一朗(キーファー・サザーランド)、もう一人は 本田博太郎(マイケル・ダグラス)という男でした。 二人は長年の親友でありましたが、本田が船越の妻とセックスを してしまったことがきっかけで二人は険悪になってしまっておりました。 本田は、仕事は熱心ではございましたがなかなかの女たらしで 船越の妻だけに留まらず、なんとファーストレディーである 山本陽子(キム・ベイシンガー)ともねんごろになっていたのです。 そんなある日、大統領を暗殺する計画があることを知った本田と船越ですが その暗殺組織のスパイが、大統領を守るべきシークレットサービスの 中に居ることを聞かされ、内部はスパイ探しで戦々恐々。 嘘発見器に職員全員をかけることになりましたが なんとそこに引っかかったのは本田博太郎だったのです。 全疑惑が本田にかかり、逃げる本田、追う船越。 犯人なのか、犯人じゃないのか、犯人に見えて犯人じゃないのか そう思わせといて、やっぱり犯人なのか。 あぁわからねぇ、複雑すぎるぜあんたの演技! 本田博太郎。 なんと本田は逃走中に護衛だらけの山本陽子に接触し、山本の信頼を得ます。 船越は山本に、本田を信用しないように忠告しますが 山本は本田に想いを寄せているのでそんな行為は無駄だったのでした。 船越の補佐役、新人のデスパレートな中山忍(エヴァ・ロンゴリア)は アカデミーを卒業したばかりではありますが超優秀。 船越とは違い、冷静な判断で本田に接触します。 さぁ…だれが怪しいのか…大統領の運命やいかに!? というドラマです。 見に行かれた方はキャストを上記に置き換えてご覧になってください。 そんな2時間サスペンスな感じのストーリーです。 ここからが感想です。 前半は2サスのごとく「シークレットサービスってそんなにどん臭いの!?」と いわんばかりのご都合なストーリー運びに怪しい空気は漂いますが なかなか忙しい展開でドキドキハラハラ、退屈はしません。 最後の方で誰が犯人なのかわかるまでは2サスのように 「こいつがスパイじゃないか!?」などと想像しながら楽しめます。 しかし公式サイトのあらすじに98%のストーリーが書いてあるので それを読んでしまってる人はそのドキドキハラハラすら感じることができず 2時間ちょっとの単なる追いかけごっこを見せられるハメになります。 乗ってるヘリをショルダーミサイルでぶっ飛ばされても かすり傷すら負ってない大統領に護衛なんているのかどうかも不思議なところ。 至るところに張りっぱなしの伏線もご想像にお任せされてます。 とにかく登場人物が多い! 頭の中は誰が誰だったか横に顔写真入り注釈でも付けてくれないと さっぱり整理できません。全員の名前をジョンとかボブとか 覚えやすい簡単な名前にしてくれたらいいのに 出てくる人数は多いわ、名前は全員いちいちややこしいわ 日本人にはほんと~~~になじめず不向きです。 それを押しても楽しめるようなストーリーならまだしも… なんてのを確かめに行くのもいいかも知れませんね。 みなさまおそろいで劇場へどうぞ。 人気blogランキングへ
※ネタバレではないかも…
ユナイテッド93も見た。 感想はいうに及ばず。この作品も然り。 9.11の悲劇を誇張することなく悲劇を悲劇とし 何度ふりかえってもドキュメントフィルムにおこしても結末は同じ。 惨劇であり、悪夢である。 だれが、どちらが善とも悪とも言うことのない世界の悲劇なのだと この5年の歳月で皆が考え知った事実である。 これはその莫大な犠牲者の中でたった20人の生存者のうちの2人の物語だ。 物語というべきか再現フィルムというべきか。 奇跡体験アンビリバボーあたりでやっていただけると それなりに感動したかもしれないが、これは映画。 2時間と少しの長編でたんたんと進む。 もうじゅうぶんに悲劇を反芻してきたこの5年目にあって 随分オーソドックスな救出劇。 しかも実際の話となれば…。それだけではない、あの「9.11」となれば 扱いも非常にデリケートだ。 面白いだの面白くないだのそういうことは言ってはいけないのかもしれない。 救出劇ではあるが、これ自体大きな悲劇であり たかだか1人や2人救出されたところでハッピーエンドともされておらず なんとも重い後味の作品だ。 主演がニコラス・ケイジだということも ヒーローエンターテインメント色を匂わせるが とてもそれだけを目当てに見に行くことはオススメできない。 この映画の7割くらいは真っ暗闇のなかでニコラスらしき人の影が うごめき、ささやきがきこえ、救出を待っている悲壮なシーンが続く。 9.11がどういうものだったか、今日まで多大なる情報が溢れ この客観的な位置において考え、議論し、諸説をふまえ そこに至るまでの歴史すら浸透している現在に ただ事実をフィルム化するだけのインパクトは 残念ながら、映画界に在っては皆無である。 あの事件に関わった方々がいかに悲惨であったかを再現するよりも もう一歩先に、大事な描かれるべき問題があるのではないでしょうかね? なんてアメリカで言ったらたぶん袋叩きにされそうなので この辺で失礼いたします。 みなさまおそろいで劇場へどうぞ。 人気blogランキングへ
※まだ公開中かもしれないのでネタバレなしですたぶん。
今でこそ香川のどこそこの製麺所のうどんはうまいと ガイドブックや口コミで有名になり 全国からの観光客が絶えない、香川県の名物「讃岐うどん」。 かく言う私も、大阪に生まれ大阪に育ち、1日1食はうどんを食べたいと 思うほどうどんを愛するうどん党であることを自負している。 讃岐うどんの存在を知った10年ほど前から香川に憧れ、どこに行きたい?と聞かれれば 香川にうどんを食べに行きたいと散々周りにアピールしてきたにも関わらず いまだに実現することのない「香川・讃岐うどん巡りの旅」を この映画はプチバーチャル体験させてくれる作品だ。 しかし小腹が減ったときに、少し食べてしまうと直後に本腹がすくという なんちゃらの法則であったかなかったかの定説どおり プチバーチャル体験してしまうと余計に香川に実体験しに行きたくなってしまうのだ。 この映画はまぎれもなく、香川観光協会になりかわりましての 香川の一大観光キャンペーン的作品といっていい。 そう割り切ると、この長々とした前半の無駄なシーンこそが宣材として成立し、 メインであろう後半の親子のやりとりは蛇足とすら感じるほどだ。 伝えたいことは1つにしぼるべきである。 UDONを伝えたいならUDONを、成長ドラマなら成長ドラマを。 どっちも伝えようとするとどっちも伝わらないのだ。 双方をくっつけるための、やや強引なブームというエピソードも ブームのおわりを印象付けるためにブームを誇張しすぎ、 話自体がうそ臭くなってしまっている。その時点でもうこの作品は負けである。 すぐテレビのリポーターをだして「こんなにも話題です!」で 世間が騒いでることを記号化して省略して終わらせようとするような人は 映画をつくっちゃいけません。テレビドラマか精々その続編映画くらいで満足なさってはどうか。 記号という最も安直な表現でいかに観客が興ざめするか。 そしてキャラづくり…キャラを描くのを面倒がって「ユースケ・サンタマリア」に 依存しちゃいました的な配役もいかにもで、どうしてこうのめり込めない要素を ふんだんに織り込んでそれにだれも気づかなかったのだろう。 みんなデビルマンであんなに学んだじゃまいか。 もういちど映画を作る人は「デビルマン」をみておさらいしてほしい。 そして観客である私たちも。 みなさまおそろいで「TSUTAYA」へどうぞ。 人気blogランキングへ
※ネタバレなしですたぶん。
イルマーレって聞いたことなかったけど2002年の韓国映画なんですね。 それを今回キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック主演でリメイク。 コテコテのラブストーリーかと思いきや…。 何の情報もなく見たので意味がわかるまでに時間がかかりました。 それが狙いかもしれませんが、この作品を見ようと思っている方は 公式サイトの予告ムービーを先に見ておくことをオススメします。 本編にない(カットされてる)シーンでストーリーを説明してくれます。 正直こっちだけで十分ゲフゲフ…。 えーっとそのわかりやすい説明によりますと 2006年のサンドラが出した手紙が2004年のキアヌに届いてしまうという 時空を超えたラブストーリーらしいです。 そういうタイムスリップのストーリーでありがちな「パラレルワールド」という観念が 排除されているのでドラえもん~ドラゴンボール世代の私にはとっつきにくいお話でした。 2004年の出来事が、まるまる2年後の2006年の世界に突然反映されるのです。 2年前に植えたはずの木がなぜ2年後にバーン!と現れるのやら。 でもその設定が後々活かされてきます。 ここまで言っちゃうとたぶん30分くらい見ればオチがわかると思うのですが そういう私もかなり序盤にオチがわかってしまったので のんびりぼんやり映画館でサンドラとキアヌの美貌をネタに おいしいコーヒーでも飲みたい方だけにオススメできる映画だとおもいます。 ストーリー自体はまったく面白くなく 手紙が時空を超えるという珍妙な設定を活かすこともなく ばらばらとちりばめられたどうでもいいような人間ドラマを見せられながら 主役たちに感情移入することもなく時空のことなんてどうでもよかったかのように 1時間半が終わってしまいますので特に感想もなんにもないってのが 感想だったりしますが。 最後まで意味がわからなかった「イルマーレ」というタイトルの意味は 原題を見てわかりました。原題は「The lake house」で イルマーレは韓国のタイトルなんですね。リメイクだってわかりやすくするために イルマーレのままにしただけのようです。 イルマーレはイタリア語で海という意味らしいですが 原題が「湖の家」なのにタイトルを「海」にしてしまう 日本の配給会社のセンスがすごいですね。 みなさまおそろいで劇場へどうぞ。 人気blogランキングへ
ネタバレですのでまだ見てないかたはご遠慮ください。
えーとまず結論は「意味不明」です。 最初の30分くらいまではなかなか期待させてくれます。 あとはもう長いったらありゃしない。 基本的には会話劇。 会話のやり取りですべて進みます。 たまに追っかけたり逃げたりしあいますが結局男が捕まって暗転。 縛り付けられて会話劇のスタート。この繰り返し。 一番の売りであるチンコセット(玉だけかも)切られるシーンも 切るぞ切るぞ~~~~ほら切るぞ~~~~~と主演女優が脅し 主演男優が「やめてくれ~~わ~~わ~~~」というとやめる。 そしてまた、さぁ~~~切るわよ~~~~とチョキチョキしながら 近寄ると「やめて~~~~ぎゃーーーーー」そしてまた会話劇。 手術台で目が覚めてからちょん切り終わるまで25分弱も延々と 切るや切らんやの会話劇。 実は本当には切られてないってことが「引っ張られる感じがするわよ」と あとで見つかる特大目玉クリップでわかるので じゃあいったいその25分の攻防はなんだったのだろうかと グッタリしてしまうわけですが。 でこのストーリーのいただけないところは 言いたいことが伝わっていないってことにあるのです。 14歳のいたいけな少女を32歳のロリコンが言葉巧みに自宅へ 誘い込み、そこからまた言葉巧みに事に至ろうとする序盤のストーリーが まったくもって破綻してるのです。 どう見ても14歳の、性に興味深々のおバカな女の子が めちゃめちゃ乗り気で男の家に連れて行ってもらい、 大して誘いの言葉もなく危険が迫ってるようにもみえない中 カモ~~ン!あたしの写真をとってね!と唐突に服を脱ぎだす。 …そういう風にしかみえないのです。 これじゃあほんとに悪意もなにもないのに突然薬を飲まされて 拘束されて、頭のイカレタ14歳の女にとんでもない目にあって なんてかわいそうな善良な男なんだろう…と まったく観客を作品の世界に誘い込めないじゃないですか。 そこで大半の人はおいていかれると思います。 悪をどちらかに設定するという点では、 じゃあこの時点でこの女の方に悪をおいてみるという作り方に しておくという作り方もあったのでは。 そしたらその時点ではまったくの善人にしかみえない男に 感情移入して観客はストーリーにハマれたかも。 そして最後は「実は俺は悪人だったんだぜ!!!」という わかりやすいどんでん返しにするとかね。 しかしただたんに「疑わしいだけ」の男をこらしめるために 少女はジョディ・フォスターばりの強烈なやり方で 男を絶望のふちに陥れていきます。 それが「ロリコンへの制裁」という大義名分なもんだから 少女を悪ともしきれずなんとも中途半端。 しだいに少女が狙いをその男一人に以前から絞って 計画を練っていたことが明らかになっていくあたりから またボロボロとストーリーの矛盾が垂れ流されていきます。 近所の人がいなくなる日付を狙ったというわりに おもっきし近所の人に目撃されて家にまでこられるのに あせるどころか普通に玄関で対応しちゃいます。 指紋ふいてるくせにあんなにばっちり顔みられてもいいんですね。 男は最後まで自分が性犯罪者ではないといい続け 決定的な証拠の1つもでてきません。 でも少女は彼の性犯罪者であるというゆるぎない確信をもって 彼に制裁を与えていきます。 「殺すのがもくてきじゃないわ」という少女。 終盤、男をなんとか自殺に見えるように殺そうと頑張る少女。 …なんだよ結局殺すのが目的なんじゃねえか…。 そこで少女は男の昔の唯一本気だった彼女、その男がまだ未練をもっている 彼女に連絡をとり、男の自宅に呼ぼうとします。 それはじゃあ一体なんのため? 自殺の第一発見者にするため? なのに少女はバッチリ彼女への電話で「警察です」と嘘をついちゃってるし それじゃあ自殺だっておもうよりまず殺されたって思うよね。 隣の家の奥さんにも顔見られてるし。 最後は男が死んで(死ぬつもりはなく、助けてあげるから飛び降りたフリを しなさいと少女に言われて飛び降りたら、助けてもらえず死んだわけだが) 共犯の男も自殺するときあなたがやったわよといっていたわ、と言うってことは 共犯の男も少女が殺したと思われるが、その 「あなたがやったといっていたわよ」の証言だけで結局証拠がない。 それで疑わしいだけのロリコン男は死んでしまった。 最後に昔の彼女にもう一度やり直したいという希望だけを抱いて そのごくわずかな期待のために少女の口車にのせられて死んだ。 …それってあまりにも救いようがなくないか? この映画には「カタルシス」というものが皆無。 最後までどちらにも感情移入できずおいていかれっぱなしで 目の前で繰り広げられる攻防戦を口をぽか~んとあけて見守るだけ。 ただし映像はきれい。 構図も凝ってる。色彩も常に2色くらいでスッキリ。 めちゃめちゃセンスをかんじる。 キャシャーンのときのような、きれいだけど ごちゃごちゃごちゃごちゃ何を見せたいのか さっぱりわからない「これでもか!」というくらいのいやみな 才能のおしつけはない。 あと主演女優の(大竹しのぶににてる)個性的な存在感と 圧倒的な演技力と迫力。それは賞賛に値する。 おそらく男性の役者さんも名のある方なのだろうけれど あどけない狂気に喰われまくっているので それが余計に女優を引き立てたかも。 というわけで脚本以外のスタッフの次回の作品に 注目いたしたいとおもいます。 みなさまおそろいで…レンタル開始までお待ちください。 人気blogランキングへ
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